内科診断-術後抗癌剤治療は様子見
本日は腫瘍内科の受診日。
すっかり春になって、開成山公園の桜も満開だ。
病院の予約時間は13時30分、1時間前に入って久しぶりに血液検査をする。
診察室には別の医師も同席。
中国からの研修医だそうだ。
血液検査の数値は、特に悪いところはなく、肝機能に若干異常があるくらいだ。
異常といっても、治療中に比べれば、かなり改善している。
3か月ほど抗癌剤治療を行っていないため、好中球値もほぼ正常値まで回復していた。
但し、少し気になったのが腫瘍マーカー値。
CEAは2.0で抗癌剤治療前の値だが、CA19-9は34.9と正常値上限(37.0)まで上昇している。
CA19-9は炎症でも上昇するので、現時点で心配は不要だが、転移の場合、経時的に上昇するので、注意する必要だ。
今後の治療について再度議論となる。
医師は、前回の時点では、FOLFIRI治療に少し傾いていたが、今回は、再発抑制効果が未知数なので、悪化しないうちは経過観察の方がよいのではないかと話す。
慌てて抗癌剤を行う必要もないので、当面様子見となる。
手術の時は、私からかなり強くお願いしたが、抗癌剤については効果が限定的なので、医師の意見を重視している。
今後は、単発転移なら手術、複数同時転移なら抗癌剤という感じだ。
次いでポートのフラッシュを行う。
薬液が流れるときのひんやりを久しぶりに感じる。
今回は主治医が直接行ったが、薬液がスムーズに入っているので問題ないとのこと。
次回の診察は、CT撮影して1週間後となる。
ここで、新たな癌が見つからなければ、今回の手術は完全成功だが、はたしてどちらに転ぶか。
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