入院2日目(化学療法1クール)-説明三昧
6時起床。
デイルームから東京ゲートブリッジが見えるが、朝モヤがかかってはっきり見えない。
午前中に採血。
こちらの病院は研究施設でもあるので、臨床研究のためということで昨日に同意書にサインをしていた。
その後、医者から治療の説明を受け、同意書にサイン。
午後からは、薬剤師から薬と副作用の説明。
その後、今度は看護師から副作用対策の説明。
口頭での説明の後、15分ぐらいのDVDを見て確認。
本日は説明三昧だ。
抗がん剤について効果、副作用、対策についてじっくりレクチャーがあるのは患者にとってはありがたい。
なお、治療薬は次の3種類。
アバスチン
分子標的薬で、薬効はガン細胞の血管新生を阻害する。
副作用は、主に血圧の上昇。稀に血栓・消化器への穿孔がある。
エルプラッド(オキサリプラチン)
白金錯体製剤で、薬効はがん増殖抑制でゼローダの相乗効果を高める。
副作用は、末梢神経障害で短期ではチクチクした手足や口の痛み、長期的には手足のしびれや作業障害。
ゼローダ
典型的抗がん剤で、薬効はガン細胞の代謝拮抗。
副作用は、主に手足症候群(皮膚のひび割れ・赤い腫れ・色素沈着)、骨髄障害(白血球・赤血球・血小板の減少)。
抗がん剤治療が当初より20日ほど遅れたが、アバスチンが使えるようになったのは朗報だ。
治療確率が高まる。
副作用については、ある程度事前に調べておいたが、どの程度になるかはやってみないとわからない。
とりあえず明日を待つ。
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