化学療法(9クール目)-腫瘍縮小



 このところ蒸し暑い日が続いている。
 真夏ほどではないが、急な気温上昇に体がうまく順応できず、体調がいまひとつだ。

 9時40分にがん研有明病院に到着。
 今回は、珍しく待ち時間なしで採血・検尿。
 薬剤師面談では、いつも2~3日後から顔のむくみがあることを伝え、今回は2・3日目に飲むステロイド剤を中止することになった。
 この薬は点滴後の吐き気止めのためらしく、副作用でむくみを強めてしまうとのこと。
 自分の場合は、ほとんど吐き気がないので、一旦様子を見ることになった。

 主治医と面談は、遅れて14時頃。
 前回のCTの結果は、良好で両肺の腫瘍とも3月時点よりさらに縮小していた。
 目視では、当初より半分程度にはなっている。

 なお、XELOX-BV療法で癌が消失する(CR:完全奏功)確率は、せいぜい4~7%でかなり低い。
 抗がん剤への耐性がつくまでに、どこまで縮小させられるかだ。
 期限は、3か月後または6か月後あたりだろう。
 そこで、他の部位へ転移がなければ、手術も考慮か。

 あと気になる点は、腫瘍マーカーがじりじりと上昇していることだ。
 まだ「正常値」の範囲内だが、CEAが3.8、CA19-9が13.2となり、測定から最高値を更新している。

 なお、血液検査全般の結果は良好で、治療続行となる。

 医師診断後、急いで食事をする。
 いつもどおり、病院内のローソンでコンビニ弁当とヨーグルトとコールスローサラダを購入。
 そして、タリーズで一服。しばらく飲めない冷たいものを注文。
タリーズ カフェオレ
 程なく呼び出しのPHSが鳴る。
 ATCの治療は15時30分頃からはじまり、19時頃に終了。
 今回は「おおとり」だ。

 さすがに点滴直後はの体がだるく、そのまま帰宅。


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