化学療法(13クール目)-台風一過
今回の上京は変則的になった。
まず、9/14は社員旅行で浜松泊。
他のメンバーは、ここから伊勢に向かったが、私は東京へ向かう。
9/15は、朝方の台風による豪雨で東海道新幹線が小田原付近で不通になっていたが、幸い昼ごろには東京方面は平常運行となっていた。
9/15・16と東京泊。
今回は、無難に病院近くのサンルート有明に泊まった。
台風は16日昼には通りすぎて、雨も止んだので近くを散策したが、壊れた傘や落ち葉の吹き溜まり、折れた街路樹など、至るところに爪あとが残る。
夜は、友人と以前勤めていた会社の上司と築地虎杖で飲む。
特にキンキの煮付けが旨い。
前回血液の数値が悪かったので、流石に酒は控えめにした。
朝食後、9時にホテルを出る。
台風一過の快晴で、心地良良い天気だ。
病院は、連休直後だから混んでいるかと思ったが、採血は待ち時間なしで済んだ。
薬剤師面談は11時ごろ。少し遅くなる。
手足のしびれはあるものの、日常生活には大きな影響がない旨話す。
いつもどおり、記録簿をコピーして、薬は前回と変わらずになる。
待合室前は、人でごった返している。
今日は、遅くなりそうだなと覚悟する。
12時を少し過ぎたところで主治医面談。
血液の数字は前回よりよくなり、正常値の範囲内となっていた。
CTの結果は、「前回と変わりなし」とのコメントが書いてあった。
他の臓器への転移もない。
現在の両肺の腫瘍の大きさは「数ミリ」だそうだ。
今回は、CT画像をディスプレイに写してくれた。
1か所は点がかなり小さくなって癌かどうか言われなければ判別できない程度になっている。
もう1か所は多少輪郭が大きいが、全体的に薄くぼやけた感じになっている。
「薬がよく聞いていますね、なかなか見つけるのが難しい程度まで小さくなりましたよ」と主治医。
安倍総理の最終プレゼンではないが、「状況は完全にコントロールされている」といったところか。
まあ、今のところは福島原発よりはマシだろう。
11時半ごろから主治医面談。
薬剤師面談がまだなので、「あれ?」といった感じだが、とりあえず診察してから、薬剤師面談を行って、もう一度主治医面談となる。
血液も問題ないので、治療続行となる。
そのままATC予約。
13時前に申込で、2時間待ちなので、やはり遅くなりそうだ。
ここのところ外食続きで少し胃腸がもたれ気味なので、昼食はそばにした。
タリーズ一服はいつもどおり。
ATCは15時少し前から開始。
今日は院内で会議があるようで、看護師さんがそわそわしているように見える。
席が通路の真正面の一番人通りが多いところなので、余計にそう思えるのかもしれない。
アバスチン投与中は爆睡。
エルプラットの点滴が半ばを過ぎたあたりで、トイレのため一時退席。
そういえば、点滴中に離席するのも初めてだ。
特に我慢している訳ではないが、今回は自前に水分をかなり摂っていたためだろう。
点滴は、18時10分頃に終了。
治療費は、いつもどおり限度額44,400円。
薬を受け取って病院を出たが、すっかり暗くなっていた。
夕食も、あっさり目におにぎり2つと味噌汁を新幹線内で。
帰宅は22時。久々の自宅だ。
外泊続きで流石に疲れた。
台風接近で少し不安もあったが、今回も無事に治療できてよかった。
今週末も外出が続くので、体調を崩さないように気をつけなければ。
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