化学療法(17クール目)-転移巣の拡大
前日CTだったこともあり、病院のすぐ近くのワシントンホテルに連泊している。
朝からよい天気だ。
ただ体調は今ひとつで、胃腸の調子が今ひとつ良くない。
単身で2泊だと、どうしても生活リズムが乱れてくる。
若干の乱れでも体調への悪影響が大きく、その都度後悔することになる。
多少胃腸が落ち着いたころを見計らって、ホテルをチェックアウトしてがん研へ向かう。
採血と薬剤師との面談では、日常の副作用については特に問題なし。
ただし前回ほどではないが血小板数は低いので、治療続行は医師との相談でとのこと。
主治医の診察だが、昨日のCTの結果がよくない。
右肺の転移巣が増大している。
自分でも画像を見たが、前回より大きくなっている。
1か月後に再CTを行い、悪化しているようなら治療方法を変えることを検討する。
その際には、入院することになる。
何とか1年間入院なしで済ませられたが、やむを得ない。
このところ問題の血液検査だが、
白血球数は、3,700(11/26)→3,500(12/17)。
血小板数は、68,000(11/26)→77,000(12/17)。
好中球実数は、1,640(11/26)→1,390(12/17)。
前回・前々回と比べても改善してるとはいい難い。
ただ今回は、CTがあまり良くないことも影響しているのか、主治医は治療即決。
エルプラッドも標準量で行うことになった。
強い体の不調があれば、直ぐに知らせるように念を押される。
今ひとつ食欲がわかず、昼食は抜きにする。
2時間ほど待ってATCで治療。
上手く効いてくれるといいが。
治療は17時過ぎには終了。
支払いを済ませ、荷物もあるのでそのまま帰宅した。
昨年の手術以降、初めての悪化なので残念だ。
まだ既存の病巣の悪化で、転移の拡大がないだけ良かったと言える。
なかなか、がんとの戦いは厳しい。
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