外科受診、今後の治療方針
外科受診。
詳しく病状の説明を受ける。
転移巣は両肺に一か所ずつ。
肝転移や胃などの他の消化器への転移は肉眼ではみられないとのこと。
ついで、治療について。
手術は、来週は詰まっているそうで、再来週に行なう予定で未だ日付の確定はできない。
日付が確定したら電話を入れるので来週はその心積もりでいてほしい。
手術の内容は開腹して腸のガンに冒された部分を切除するが、人工肛門までは必要ない。
但し、直ぐに抗がん剤治療を行なうので、胸にポートをつける。
ポートについては事前に抗がん剤治療を行なうなら必要になるだろうなと思っていたので意外感はない。
ついで肺転移の手術はできないのか聞いてみる。
肝臓ならガンが複数か所あっても切除できるが、肺はそう簡単ではないと医者の答え。
特に両肺にあるので慎重になっている。
転移があるということは、血管を通して体中にガン細胞がまん延している状態で、単純に見える所を切り取るだけで済まず、下手をすると一気に全身に現れる危険性がある。
そこで、まずは抗がん剤で全身のがんを抑え、様子を見てから手術を考える。
但し、この病院では肺の手術はできないので、その時は別の病院を紹介するとのこと。
この辺りは、後で自分で調べてみることにするが、手術と抗がん剤治療については、異論ないので同意する。
とにかく原発は1日でも早くとって欲しい。
その後、入院の説明を聞いて車に戻る。
会社に、手術の日程がまだ先なので、明日以降は出社できると連絡する。
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