小旅行-喜多方ラーメン
週半ばの新聞折り込みに喜多方ラーメンの紹介記事が載っていたせいか、無性にラーメンが食べたくなり、喜多方へ行くことにした。
ラーメンは腸にあまり宜しくないというが、さっぱりしたラーメンで大食いしなければ大丈夫だろう。
11時前に自宅を出て、高速で1時間ほどで喜多方到着。
<喜多方ラーメン源来軒>
目当てのラーメン屋は、「源来軒」。
元祖・喜多方ラーメンの店だ。
丁度12時ごろに店に入ると、辛うじて1テーブルだけ空いていたのでそこに座る。
妻の分と併せて、ラーメン2つを注文。
チャーシュー麺やネギラーメンもあったが、取り敢えず一番シンプルなものにした。
チャーハンや餃子を併せて頼んでいる人も多い。
喜多方ラーメンがブームになって、ラーメン専業店も多くなったが、こちらは地元の中華料理という風情だ。
個人的には、こちらの方が落ち着く。
ほどなくラーメン到着。
スタンダードな喜多方ラーメンだ。
さすがにうまい。
サッパリ目なので腹にもたれない。
1時間かけて喜多方へ行って食べた甲斐があった。
<喜多方市美術館>
食後に喜多方市美術館へ向かう。
小じんまり美術館だが、建物の雰囲気はなかな風情がある。
「星野晶子」というパステル画家の特別展をやっていた。
<FryingPan>
そのあとネットで探した「FryingPan(フライパン)」という新しい店に入った。
コーヒー販売店がはじめたレストランでカフェもやっている。
小さな店で、入口と厨房が1階で、お客は2階へ上がる。
古民家を改造したような造りで小洒落ているが、席数が少なくスタッフの動線も悪い。
妻はブルーベリーケーキとカフェオレ、私はコーヒーゼリーパフェとカフェオレを注文。
コーヒー関係は、本業だけあってなかなか良い味だ。
カフェオレで牛乳が下でコーヒーが上なのは見た目もいいし、コーヒーが濃い目なので味にインパクトできて面白い。
全体的に量が多目で、女性向けで行くなら2/3ぐらいでもいいような感じだ。
メニューには、1杯3000円を超える高額コーヒーもある。
ただ、高級品の割りには、売り方がポップ調で安っぽく見えるのが残念だ。
店主のこだわりは強いのだろうが、なかなか万人受けは難しそうに思える。
隠れ家的でコアなファンはできるだろうが、商売的にはどうだろう。
<ラーメンバーガー>
帰りがけに道の駅「喜多の郷」に寄る。
目当ては、テレビ等でよく紹介されているラーメンバーガーだ。
新作のラーメンチも、最近の「がっちりマンデー」で紹介されていた。
ただ、森永氏が「評価別れる」とのコメントで微妙なのが気になる。
テイクアウトもできるので、ラーメンバーガーを2つ(豚肉、会津地鶏)を注文。
ラーメンチは売り切れだった。
帰ってから食べたが、バンズにあたる麺が微妙。
食べにくい上に、麺としての旨味が余り感じられない。
そのため、中の具材(チャーシュー・地鶏)の良さが今ひとつ引き立たない。
油も多く腹にもたれる感じだ。
話のネタにはいいが、個人的にはいまひとつだった。
<喜多方の街並みー>
最後に喜多方に来たのは大震災前だったが、思っていたより観光客は少なかった。
観光シーズンの端境期ということもあるが、原発の影響もボディーブローのように効いているのだろう。
ただ、喜多方市は、観光にかなり力を入れており、特に車で訪問しやすいように工夫しているようだ。
無料駐車場も、よく探せば至る所にある(わかりにくいのが難点だが)。
駅前は電柱は少なくなり、道路整備も進んで、よりレトロ調な街並みになっている。
街路樹も控えめで喜多方の街に合っている(維持コストも節約になるだろうし)。
アクセスも、再来年には会津縦貫北道路が完成して、会津インターから10分ほどで行けるようになる。
先々はより喜多方に行きやすくなりそうで、ラーメン好きにはありがたい話だ。
あとは、それまで健康でいられればいいなと思う。
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