化学療法(16クール目)-エルプラット2割減薬で治療続行
前回の治療延期を受け、再びがん研へ出発。
新幹線が大宮駅を過ぎたあたりで、薄っすらだが富士山が見える。
赤い鉄塔の右側にあるのだが、写真だとわかりにくい。
東京モーターショウが開催中のため、駅はかなり混雑していた。
人混みに巻き込まれないようにして、病院へ向かう。
病院についてまずはいつもの採血。今回は3か月ぶりに採尿もあった。
問題の血液検査だが、
白血球数は、3,300(11/19)→3,700(11/26)。
血小板数は、75,000(11/19)→68,000(11/26)。
好中球実数は、1,220(11/19)→1,640(11/26)。
白血球数と好中球数は改善したが、血小板は逆に減って、過去最低の値だ。
微妙な結果で、どうするか決めにくい様子だ。
主治医はさらに1週間延期を奨めたが、少し無理言って治療してもらうことになった。
但し、肝機能障害も若干見られるので、エルプラットが2割減量となる。
強い体の不調があれば、直ぐに知らせるように念を押される。
なお次回にCTを撮ることになる。
治療日の前日に撮影して、翌日には結果がわかるとのこと。
昼食後ATCで治療。
抗がん剤の量は減るが、薄まるだけなので点滴の量や時間はいつもと変わらない。
治療は17時過ぎには終了。
帰りは混雑するかなと心配したが、さほどでもなく安堵。
エルプラットの量が少ないためか、体の不調感もさほどでもなかったが、特に寄り道をせずまっすぐ帰宅した。
ここにきて自覚症状の出にくい副作用が現れている。
骨髄抑制については、本当に重篤な水準(白血球数でいえば1,000以下、血小板数なら30,000以下)には至っていないので、1~2週間の延期で何とかなるだろう。
肝機能については、尿に蛋白(1+)が出ているのに加え、潜血(3+)に尿ウロビリノーゲン(1+)とGOT・GPTも若干高めになっている。
我が肝臓、よくぞここまで耐えてきたが、流石に疲れがでてきたか。
まだ急を要する水準ではないが、無理しないように気をつけるべきだろう。
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がん研で治療されているのですね。私も10月にがん研で大腸がんステージ3aの手術をして、現在ゼローダを服薬中です。半年間の術後補助化学療法ではありますが、2クール目とはいえ、軽ーいムカムカ感がずっとあり、気分ダウンです。食欲はまあまあですが、両手親指先の爪と指の間が割れていたいです。16クールもされているんですね!お互い頑張りましょう!
少しブログから離れていたので、返信遅れてすみません。
副作用は、少しでも違和感あったら薬剤師さんや主治医に話した方がいいです。
あとは無理せず体を休めることですかね。
私も初期は無理して仕事をしてかえって体を壊したことがありました。
それからは、辛い時は辛い顔をして、直ぐ休むことにしています。
癌は長期の戦いなので無理せず頑張りましょう。