化学療法(16クール目)-エルプラット2割減薬で治療続行



 前回の治療延期を受け、再びがん研へ出発。
 新幹線が大宮駅を過ぎたあたりで、薄っすらだが富士山が見える。
 赤い鉄塔の右側にあるのだが、写真だとわかりにくい。
2013-11-26 08.55.22
 東京モーターショウが開催中のため、駅はかなり混雑していた。
 人混みに巻き込まれないようにして、病院へ向かう。

 病院についてまずはいつもの採血。今回は3か月ぶりに採尿もあった。

 問題の血液検査だが、
 白血球数は、3,300(11/19)→3,700(11/26)。
 血小板数は、75,000(11/19)→68,000(11/26)。
 好中球実数は、1,220(11/19)→1,640(11/26)。
 白血球数と好中球数は改善したが、血小板は逆に減って、過去最低の値だ。

 微妙な結果で、どうするか決めにくい様子だ。
 主治医はさらに1週間延期を奨めたが、少し無理言って治療してもらうことになった。
 但し、肝機能障害も若干見られるので、エルプラットが2割減量となる。

 強い体の不調があれば、直ぐに知らせるように念を押される。

 なお次回にCTを撮ることになる。
 治療日の前日に撮影して、翌日には結果がわかるとのこと。

 昼食後ATCで治療。
 抗がん剤の量は減るが、薄まるだけなので点滴の量や時間はいつもと変わらない。
 治療は17時過ぎには終了。
 帰りは混雑するかなと心配したが、さほどでもなく安堵。
 エルプラットの量が少ないためか、体の不調感もさほどでもなかったが、特に寄り道をせずまっすぐ帰宅した。

 ここにきて自覚症状の出にくい副作用が現れている。
 骨髄抑制については、本当に重篤な水準(白血球数でいえば1,000以下、血小板数なら30,000以下)には至っていないので、1~2週間の延期で何とかなるだろう。
 肝機能については、尿に蛋白(1+)が出ているのに加え、潜血(3+)に尿ウロビリノーゲン(1+)とGOT・GPTも若干高めになっている。

 我が肝臓、よくぞここまで耐えてきたが、流石に疲れがでてきたか。
 まだ急を要する水準ではないが、無理しないように気をつけるべきだろう。


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