呼吸器外科再受診-2/21手術決定



 再び呼吸器外科を受診する。
 今回は妻も同行なので、申し訳ないが休みをとってもらう。
 午前中に出発して、東京駅で昼食。
 昼食は、グランルーフの屋上のイタリアンでパスタを頂く。
 病院へは14時少し前に入った。

 受付をすると、検査項目が1つ増えていた。
 まずは、薬剤師による薬チェック。
 特に問題なく終了。

 次いで、肺機能検査。
 スパイロメーターを使って、息を吸ったり吐いたりする検査で、前回の手術でも行った検査だ。
 こちらは、生理機能検査ゾーン内の心電図検査室の隣あるが、今回も混んでいて30分ほど待たされる。
 呼ばれて、息を吸ったり吐いたり繰り返す。
 今回は、マウスピースと鼻クリップが良かったのか、息漏れすることなく無難に出来た。
 最後に、追加となった超音波検査だが、始まる前に看護師から説明があるとのことで、呼吸器外科の診察室へ行く。
 診察室では医師本人がいて、血液検査で血栓が発生しやすい値が出ているので、念のため検査を追加したとの説明を受ける。
 戻って、超音波検査を受ける。
 検査箇所は、両足の太ももからふくらはぎにかけてで、仰向けになったりうつ伏せにになったり、結構入念に機械を当てていた。

 ようやく検査も終わり、程なく医師の診察が始まった。
 妻も同席していることもあり、前回とほぼ同じ内容を説明する。
 今回は、一昨年の12月、抗癌剤治療開始時のCTと現在のCTと比較していた。
 左肺の転移は現在では筋状になって殆ど消滅したが、右肺の転移は逆に大きくなっている。
 そこで、右肺の転移を胸腔鏡で切除する。
 手術時に大腸がんの転移なのか、肺がんなのかの検査を行い、おおまかには、その時点でわかるが、肺がんにもいろいろ種類があり、大腸がんと同じ種類の腺癌だと、検査に時間がかかること。
 肺がんの場合には、一般的には上肺全摘出とリンパ郭清が必要になること等の説明を受ける。

 説明後、日程を調整し、2/19入院、2/21手術で入院期間は1週間ほどに決まる。

 その後、看護師から呼吸訓練機を渡され、入院予定の病棟へ行って呼吸訓練機の説明を受ける。
 医師はコーチ2と言っていたが、渡された機械は「ボルダイン2500」。
2014-02-05 19.33.16  メーカーが在庫切れになったので、こちらの機械に切り替えたそうだ。
 機械といっても、プラスチック製で子供のおもちゃのようなものだ。

 最初に説明ビデオを見たが、出演者の外人のおばあさんがすごい。
 息をゆっくり吸うため実際の肺活量より少なくなるはずだが、3000CC以上でている。
 看護師が「スーパーばあさんですから、実際にこんな数値でる人はいませんよ」と言って笑っていた。

 組み立てて実際にやってみると、息を一定に吸い込むのはなかなか難しい。
 力まないでやるはずが、看護師におだてられて、ビデオのばあさんに負けじと上限付近まで吸い込んでしまった。
 これを毎日30セット繰り返すことになる。
 ビデオでは、1時間おきに2~3回と言っていたが、朝晩それぞれ15回ずつでもいいそうだ。
 手術後の回復に影響するので、真面目にやることにする。

 結局、病院を出るのが17時頃になってしまったが、外にでると雪が降っていた。一気に気温が下がり、かなり寒い。
 夕食は、妻と東京駅のグランルーフの地下にある浅草今半のステーキ丼とすき焼き。

 雪が降ったが、交通網には影響なく、無事に郡山へ戻る。
 郡山は一段と冷え込んでいたが、雪はさほどではなく一安心。
 このところの東京へのピストン通院で、流石に疲れが溜まってきた。
 但し、目先の治療の目処がついたので、心理的にはホッとしている。


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