治療前泊-酵素風呂と友人再開



 治療日は明日だが、今回は前泊とした。
 目的の1つは、酵素風呂に入ること。
 もう1つは、友人との再開だ。

 日暮里駅を降りて、谷中ぎんざへ向かう。
谷中ぎんざ  昭和の懐かしい商店街という風情だ。結構活気がある。
 カメラを抱えた外国人観光客もチラホラ見かけた。

 目的の谷中酵素風呂さんは、ちょうど谷中銀座とよみせ通りの交差点にある。
 店は2階にあり、入ってすぐ待合室になる。
 店主は、以前ペンション経営していたこともあり、とてもフレンドリーで気配りが上手な方だ。
 そして、酵素風呂初体験。
 風呂には全裸で入り、砂風呂のように、酵素入りの米ぬかを体にかける。
 米ぬかといっても酵素により黒く、そして熱くなっており、体によさそうだ。
 朝が70℃で温度が最も高く、夕方にはぬるくなるそうだ。
 体の芯から熱くなる感じ。温泉よりもはるかに効く。
 直接入るのは15分間だが、出たあともなかなか汗が退かない。
 ただ、非常に心地いい気分だ。
 近くにあれば、常連になるんだがなあと少し残念。

 風呂あがりに、店主さんとがんについて、暫く話す。
 実はこちらの店主さんは、肝がんのサバイバーで、末期の状態から寛解された方だ。
 ブログで知り合い、サプリも紹介してもらったりしていたが、直接会うのは初めてだ。
 いろいろ話したが、気になったのは、医療格差の問題。
 福島にもがん拠点病院はあるが、東京と比べると設備・医療体制の面で水準が違う。
 前の病院でも、内視鏡検査から1か月で手術が受けられ(通常2か月はかかるそうだ)、手術も成功し痛みも全くなく、ケアもしっかりして頂き、全く不満はなかった。
 ただ、その後の抗がん剤治療と転移巣の扱いを考えると、限界を感じており、転院決めるきっかけとなったのが、店主のブログだ。
 多分、助言がなければ、わざわざ東京まで行くことはなかっただろう。
 とっても感謝している。

 さらに、これから夏を迎えるにあたって助言を受けた。
 実は、夏は冬と比べて体の免疫力は落ちるそうだ。
 そのため、夏に病勢が悪化することが多い。
 夏こそ腹巻(薄手のものでいいので)をして、体の温度管理に注意すべきとのこと。

 ホテルにチェックイン後、友人へ連絡。
 夕方5時半に落ち合い、神楽坂の料亭で食事することにした。
 やはり東京は魚料理がうまい。
 久しぶりに生牡蠣(長崎産)や赤ムツ(ノドグロ)の煮付けを食べた。
 酒もそこそこ飲み、結局ハシゴをして12時近くまで飲んでしまった。
 話も弾み、気分も良かったので、精神的には最高だ。
 ただ、少しハメを外し過ぎたと反省。

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