通院(化学療法準備)-2度目のCT


13時から有明病院。
がん研有明病院

今日はCTだ。
着替後、CT台へ寝る。
寝てから、造影剤の点滴をいれるが、1発で決まらず、注射し直しとなる。
やはり自分の血管は、針を刺しにくいようだ。

CTが無事済んで、昼食抜きだったので、軽く食事をする。
半分ほど食べたところで突然呼び出し音がなる。
20分も経っていないのに、何か良からぬことでもあったのかと、不安になりつつ診察室へ入る。

結果が出たので、早めにお知らせしようと思ったとの主治医の弁。
早く知らせてくれるのは非常にありがたいが、余りの早さに驚いた。
前の病院だと結果は1週間ほど経たないとわからなかった。
これは専門病院だからなのか、医療の地域格差なのか。

結果は、CT画像ではやはり両肺に1箇所ずつ転移がある。
場所は肺の中央部の外側、大きさは1cmほどで、前回と同程度とのこと。
他臓器も含めて他の転移は、画像では確認できない。
これも前回と同じでホッとする。
CT画像もプリントアウトしてもらった。

そして、治療方針の相談。
抗がん剤治療は確定。
ガン細胞が身体中に散らばっているのだから、化学療法に異論はない。

問題は肺の転移の扱い。
手術にしても、放射線治療にしても、効果と副作用も含めた身体への影響を考えると、主治医も悩むところだそうだ。
両肺だと呼吸への影響が避けられない。
まずは、外科と相談してみることとなった。

診察も無事終わり、食べかけの食事を再開。
ちょうど、1Fのロビーでミニコンサートをやっていて、クリスマスソングを歌っていた。
この辺りは垢抜けている。
ロビーも非常に心地よく、しばらくゆっくり過ごす。

帰りの会計の際に、事務員から入院日が決まったので看護師から説明があると言われる。
先ほどの主治医からは特にそのような話はなかったので少し驚いた。
入院は来週の月曜日からとなった。
治療が早まるのはありがたいが、月・火は仕事の予定を入れていたので、少し慌てる。
すぐに会社に連絡して調整。
色々と迷惑かけるが、こちらも命がかかっているので、治療優先にしてもらう。
ただし、土・日に出社して仕事を片付けることにした。
日曜日には、診断士の口述試験もあるし、その勉強も必要だし、入院準備もある。
家の年末準備もしなくては。
慌ただしい週末になりそうだ。

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