通院(化学療法準備)-波乱の日


今日は、2度目の有明病院へいく日だ。

前日に郡山の病院から資料を受け取っており、それを渡しに行く。

さらに今日は、個人的にはもう一つ意味のある日で、資格試験の合否発表日でもある。
実は、10/21に中小企業診断士の2次筆記試験を受けており、その発表がある。
今年で3度目の受験になるが、今年は試験直前に癌が発覚し、その後まったく勉強ができなかった。
ただ、今まで勉強を続け、受験料も支払済みで、回避するのももったいないので試験だけは受けていた。
とはいえ試験は全力で取り組んだ。
その後転移発覚や手術もあり、結果への関心は薄れていた。
例年通りだと10時にはHP上に結果が出るので、家を出る前にチェックしてみた。

あった。
合格していた。

嬉しいのは当然だが、不思議な感覚だ。
何の天の配剤なのだろうか。

ただ、東京へ向かう時間も迫っており、余韻に浸るのもそこそこに出発する。
有明病院でが、来週に再度CT検査を行うことになった。
それと、病床が空き次第入院とのこと。
ただいつになるかは、前日にならないとわからないそうだ。

入院の説明等で、そこそこ遅くなり、東京駅で5時過ぎの新幹線に乗った。
新幹線が駅を出た途端、車内が真っ暗になり、急停車。

地震だ。

かなり大きい。

在来線の架線が大きく波打っている。
ネット見ると、しばらくして青森で震度5弱と出る。
遠くにしては、揺れたなあと思っていると、震源地や各地の震度の続報が次々と入り、思いのほか大地震だったことがわかる。
車内の乗客がNHKのワンセグを見ているらしく、アナウンサーが繰り返し避難を呼びかけていた。
新幹線は、全線運転見合わせになった。

結局、40分程の立ち往生だった。
郡山着は1時間以上の遅れとなった。
それでも、帰れただけマシだ。
翌日10時から、お客さんと打ち合わせなので、東京泊になると困るところだった。

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