真夏の腹痛-副作用の状況



 このところ、胃腸が不調になることが多い。
 抗がん剤の累積に加えて、暑さで体調が今ひとつのためだろうか。

 発端は8/18。
 いつもどおり食後に抗がん剤等を飲んで1時間後ぐらいに風呂に入ったが、その直後から緩い腹痛が始まる。

 食事は、昼は外でインドカレー。
 夜は茶そばを食べたが、スーパーで買ったすりおろしの「とろろ」がいまひとつ。
 腐敗防止に何か入れているのか不味い。
 それでも、無理して殆ど食べたのがよくなかったようだ。

 腹痛の直後は大量のガスが頻発していたが、いつもどおり23時に就寝。
 胃痛が断続的に強まってきて寝付けずにいたが、夜中1時からとうとう下痢となる。
 そこからは、トイレとベッドの往復。

 まったく寝れない。

 途中、ソファーで横になりながら水を飲もうとするが、普通の水では飲みにくいので、弁当用の野菜ジュースを飲む。
 腹痛は若干治まってきたが、下痢は続く。

 この段階では、内容物はだいたい出尽くして、水様便になっていた。
 病院からもらっていた薬はあったが、食あたりかもしれないので中身を出すまで服用しないでいた。
 ここでようやく、下痢止め薬のロペナカプセルを服用。
 服用しても、しばらくは辛い状態が続く。
 ガスと下痢の判別がつかないので、ほとんどトイレに篭りっきりとなる。
 結局その晩は、ほとんど眠れず朝になる。

 8/19の朝になって、痛みがぶり返す。頻度は減ってきたが、下痢は続いている。
 突然、腸が動いてトイレに駆け込む状況なので、外出は無理だ。
 今日は、会社を休むことにした。

 いつもより1時間遅れて8時半に朝食。
 途中、胃腸の調子が悪くなり、トイレ。
 落ち着いたころを見計らって食事再開。食事だけでも1時間かかりだ。
 食後にゼローダ服用。ロペナも同時に服用。

 この後が、一番苦しかった。
 腹の鈍痛に下痢。
 寝不足でぐったりしているので、きつい。
 また、トイレに長く篭っていると、夏のため温度が上がっているので、大汗をかきながら耐える状態だ。

 さらに肛門痛まで加わる。
 ただ、今回は病院から対応アイテム(強力ポステリザン軟膏)をもらっていたので、使ってみる。
強力ポステリザン軟膏  本来は肛門口から差し込んで注入するようだが、手の痺れで感覚がつかめず、指につけて患部に塗ってみる。
 「強力」というだけあって、効果てきめん。
 塗った直後は痛みがすっと引いていく。
 ただ、再度下痢になるとまた痛み出し、塗ることの繰り返しが続く。
 これを、トイレ内で大汗をかきながらひたすら続ける。

 11時半ごろになり、下痢の頻度が落ちてきたので、ベッドに横になる。
 腹痛と鈍い肛門痛はあるが、我慢して寝る。
 クーラーの風が心地いい。

 目が覚めると、15時を過ぎていた。
 やっと普通に眠れたようだ。
 痛みはほぼ引いて、胃腸の調子も落ち着いていた。

 空腹感は若干あるが食欲はあまりわかず、胃腸も心配なので昼食は食べないことにした。
 弁当をつくってくれた妻に申し訳ないが、体の状況を優先せざるを得ない。

 朝干していた布団を取り込んだり、体を少し動かしてみる。
 さほど負担感はない。
 しばらく、座ってゲームをする。

 夕食は、頂き物の帝国ホテルのコーンスープと野菜オムレツ。
 胃腸が心配なので、少なめにしてもらった。

 食後にゼローダ服用。やっと後1回、明日の朝で終了だ。


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